2018.02.22
ニュース
2018年1月21日(日)~1月26日(金)4泊6日
公益財団法人かがわ産業支援財団主催の「マレーシア・シンガポールビジネスミッション」に参加してまいりました。
今回、(公財)かがわ産業支援財団が、県内企業の海外展開を支援し、地域活性化等を促進するため、県内中小企業で構成する経済視察団を「マレーシア」及び「シンガポール共和国」に派遣し、JETRO現地事務所からのブリーフィングや日系企業などの生産施設、日本製品等の販売施設及び物流施設、両国の共同開発プロジェクト地区などの視察を通じて、現地の最新情報を収集する機会を共有させていただきました。
初日は、関西空港からクアラルンプール空港へ約6時間45分のフライトで移動。
2日目、MIDA(マレーシア投資開発庁)本部訪問、その日の午後、「インダー島工業団地」を視察、さらに日系企業の「TOTOマレーシア工場」で完璧に管理された生産現場を視察、夕食は情報交換会を兼ねた会食を行いました。
3日目、専用バスでマラッカへ移動、現地企業の「マミー・ダブルデッカー社」視察、「タマン・タシク・ウタマエ工業団地」視察後、「マラッカ州開発公社」でブリーフィング。
午後にはジョホールバルへ専用バスで移動。
4日目、「イスカンダル地域開発庁」訪問後、「エコビジネスパーク工業団地」視察。
そして昼前に陸路シンガポールへ入国。
午後、「JETROシンガポール」にてブリーフィング後、情報交換会を兼ねた夕食。
5日目、「日本通運シンガポール」で物流施設を視察、次に公共施設「ニューウォータービジター」を視察して、シンガポールの「水」に対する国家プロジェクトを視察。
午後は商業施設の「高島屋」「リアンコート」「タングス」などを視察して、リアンコートでは、地元香川県のうどんの「たも屋」も視察できました。
夕方、シンガポール・チャンギ空港からマレーシア・クアラルンプール空港へ移動し、関西空港へと無事に戻ってまいりました。
今回の視察を通じて私は、マレーシアの外資誘致への積極的な姿勢と施策がこれほどまでに広大なプロジェクトであることに驚きました。
また、マレーシアで生産活動している日系企業の取り組み方やマレーシアのメリットについても多く学びました。
さらに世界のハブ港であり金融立国でもある、シンガポールの経済発展の現状に直に触れ、先進国の動きや日系企業の将来性と可能性についても学びました。
中小企業が今後どのような手段で海外とのビジネスチャンスを構築するか。
私は今回の視察団に加われたことで、自分がイメージしていなかったマレーシアの親日的な環境と勤勉な国民性を知ることが出来ました。
そして今後のモノ作りやインバウンドビジネスについての指針の基礎となりました。
まだ具体的な計画はありませんが、今回のビジネスミッションを通じてシンガポールでの人脈を構築できたことが最大の財産となりました。