2018.02.21
ニュース
2018年1月17日(水)19:00~
「留学生との交流会」at高松大学
香川県中小企業家同友会の国際交流委員会と異業種交流会の合同開催
留学生は今後の日本、地方、企業の活性化にとって欠かせない存在となっています。
今回の留学生との交流会では、直接留学生と討論を行う中で、企業側は学生のレベルの高さ、就業意欲の高さを感じてもらい、採用においてどのような環境が必要なのかを考えていただく場としました。
平成17年7月の厚生労働省「人口減少下における雇用・労働政策の課題」によると、性・年齢別の労働力率が現状と同じ水準で推移した場合、労働力人口は2004年から2030年の間に約1,050万人減少するとあります。
労働力人口の減少以外にも、既に特定の職種・業種で生じている人手不足や、国際的な高度な人材の獲得競争など、様々な観点から外国人労働者の受け入れを真剣に討論しなければならない状況となっています。
今回の交流会には12名の留学生と25名の企業の皆さんにお集まりいただき、無事に開催することができました。
また最近の留学生の出身国はベトナム、インドネシア、中国の順番で分かる通り、時代と共に変化しています。(一昔前は中国からの留学生が一番多かった)
今回の討論を通じて留学生の就職に対する考え方は様々でした。
「自分の会社を作り、子供向けの商品開発と販売をやりたい」
「料理が好きで、日本で食品メーカーやホテルなどで働きたい」
「地元インドネシアに戻り、日系企業で経理の仕事をやりたい」
それに対して、中小企業経営者の方は具体的な採用については何も考えがまとまっていない印象でした。
私自身も含め、持続可能な経営を目指す手段として、香川県の中小企業経営者の意識改革のためにも現状を知り、留学生を採用できる環境を作ることが、未来を切り拓くきっかけとなることを知ってほしいと思いました。