2016.11.29
ニュース
国内はもちろんの事、海外でも物流は重要な条件です。
今回、大手物流企業である日本通運のフィリピン航空貨物部さんを訪問しました。
業界最大手としてのスペース力と、24時間/365日オペレーション対応、空港隣接の好立地、そして高度なSecurity基準を維持した「TAPA-Class A」を2004年5月に取得されて、フィリピンからのあらゆる物流サービスを構築されていました。
特にお客様から預かった荷物のダメージ防止策とビルドアップ時の養生手配、水濡れ防止対策など、想定される問題点をすべて解決できる専門スタッフの配置には組織力の強さを感じました。
1994年に創立以来、世界の多くの国々に幅広く人材を派遣している組織です。
特にここ数年では年間5,000人以上の労働者を海外に送出し、組織の従業員も70名を抱え、若さと活気があふれる会社でした。
海外支部もオーストラリア、日本、ニュージーランド、サイパンにあるそうです。
特長としては、2004年に技能検定及びトレーニングセンターを開設して、「TESDA」の認定を受けていることです。
日本に派遣される技能実習生の日本語講習もあり、日本語講習の先生は日本人2名を含む6名体制で取り組んでいます。
日本語レベルとしては、企業が望むまでには到達していないのが実態ですが、これからも継続することで徐々に全体のレベルアップに繋がると思いました。
今後ますます日本の労働人口が不足すると言われている農業、漁業、建設、食品加工業、織物産業、機械金属、家具製造、印刷製本などの分野に大切な人材として求められるのだろうと実感しました。